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カンジダの症状と原因、感染経路

カンジダは、カンジダ属の真菌が原因でおこる感染症です。
女性の膣カンジダが有名ですが、性器以外にも口や皮膚、内臓などにも発症する病気です。
性行為が感染経路だと考える人がいますが、これは必ずしも正しくはなく、そもそもカンジダ属の真菌はもともと皮膚や体内に常在している菌です。
健康で体力があり、免疫が正常に機能している間は悪さをしませんが、妊娠によるホルモンバランスの乱れやストレス、疲れなど、何らかの理由で体力や免疫力が落ちると発症することがあります。

膣カンジダが良く知られているために成人女性の病気のように思われることがありますが、赤ちゃんから高齢者まで年齢を問わず、また性別も問わずに発症します。
つまり男性にも発症することがあるため、膣カンジダの症状がでている女性と性行為をすると、それが感染経路となってうつる可能性があります。
注意しましょう。

では、カンジダにかかるとどのような症状がでるでしょうか。
部位別に見ていきましょう。

口腔カンジダ

口腔内にできるカンジダは、舌の粘膜に白い苔のようなものがあらわれ痛みはあまりない型や舌に白い苔はできずにひりひりとした痛みを感じる型などがあります。
このケースでは味覚障害を併発することもあります。

皮膚カンジダ

皮膚に起こるカンジダは、股や指の間など湿りやすくこすりやすい部位にできることが多いです。
赤い斑紋があらわれ水ぶくれや膿もでき、痒くなることもあります。
赤ちゃんではおむつかぶれ、子どもでは汗疹と勘違いされることも多いようです。

性器カンジダ

性器カンジダの症状は、女性の膣にできた場合は強い痒みと大量のおりものが出るのが特徴です。
膣カンジダで出るおりものは、ちょうどカッテージチーズのような白濁したボロボロとした状態になっています。
進行すると膣内や外陰部で炎症を起こすようになり、強い痛みを感じるようになります。

男性の場合は性器先端に包皮炎をおこしたり、かさつくといった症状が出ます。
痒みや発赤、びらん、白苔が見られることがあります。
進行すると尿道炎を起こすこともあります。

カンジダの検査方法や治療法と治療できる薬

カンジダは、軽度の場合は自然治癒することもありますが、一度かかると再発しやすく慢性化することもある病気です。
症状が疑われる場合は速やかに病院を受診して、適切な治療を受けるようにしましょう。

病院での検査は、口腔内にできた時は口腔粘膜を綿棒などでこすったり病変を切り取ったりして顕微鏡で観察することになります。
また培養検査を行うこともあります。
抗真菌剤を用いた薬物療法が主な治療方法となりますが、口腔内を清潔に保つ指導も行います。

皮膚カンジダ症の場合も、皮膚の真菌の検査や培養検査を行うことで診断します。
主たる治療方法は抗真菌薬の塗布になりますが、内服薬を利用することもあります。
ステロイド剤は皮膚カンジダの症状を悪化させることがあるため、医師の判断のもとで身長に使う必要があります。

性器カンジダは、膣や外陰部、おりものの状態を確認して診断します。
膣剤や軟膏などの抗真菌薬を使用するのが治療のメインとなります。
内服薬が商法されることもあります。

処方された薬を適切に使用していればカンジダは治ります。
しかし再発しやすい病気ですので、発症の原因を排除するよう努めましょう。
免疫が低下すると起こりやすくなるため、日ごろから生活習慣や食生活を整えて健康な体を維持することが何より大切です。
またカンジダ属の真菌は湿った環境を好みますので、締め付けのきつい下着や衣類は避け、通気性のあるものを使用すると良いでしょう。
手指にできた場合は、洗ったあとはよく吹いてしっかり乾かすことが大切です。

また、清潔に保つ必要がありますが、洗浄しすぎると良い菌まで洗い流してカンジダ菌の増殖を促すことがあります。
例えばビデの使い過ぎは膣カンジダを誘発することがありますので、気をつけましょう。

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