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トリコモナスの症状と原因、感染経路

トリコモナスは原虫の一種で、性器内に入り込むと炎症を起こしてしまいます。
潜伏期間は非常に長く、数日から1ヶ月程あり、中には体内に入り込んでから何年間も症状が出る事なく潜伏し続ける場合もあります。

トリコモナスの感染経路はほとんどが性行為から感染してしまうというケースが多いです。
原因は主にコンドームを使用せずに性行為を行う事での感染です。
また性行為以外にも、トリコモナスは水の中でも長時間生きられる特徴を持つ原虫なので、水中が感染経路になってしまう可能性もあります。
具体的にはトイレの便器やお風呂の浴槽、それ以外にも下着やタオルからも感染してしまうので、性行為経験のない子供も感染してしまう恐れがあるので注意が必要です。

トリコモナスはこのように感染経路が広いので小さな子供から高齢者まで幅広い層が感染してしまうというのが大きな特徴です。
このトリコモナスは男性も女性も感染します。
では感染してしまうと具体的にどのような症状が出るのかというと、まず男性ですが、基本的に症状が出る事がほとんどありません。
尿を排泄する時に多少の痛みを感じる人もいますが、このような自覚症状が出る人は全体の10パーセント程です。
その為男性は感染していても自覚症状がないので気づかないまま女性と性交渉をして移してしまう恐れがあるので注意しなければなりません。

一方女性の場合は、おりものが臭ったり、泡状のものが出たり、黄緑色になったり白く濁ったり、量が増える等の症状が出るので、このような症状が出たら感染している可能性があります。
他にも排尿や性行為の時に痛みを感じたり陰部にかゆみが生じる事もあります。
女性が注意しなければならないのは特に妊娠中です。
妊娠中にこのトリコモナスに感染してしまうと、お腹に痛みや張りを感じたり、発熱が出るだけでなく赤ちゃんの成長を妨げる恐れがあったり、場合によっては早産や破水を起こす原因にもなりかねません。

トリコモナスの検査方法や治療法と治療できる薬

トリコモナスに感染しているかどうかを検査する場合は、男性だと泌尿器科や性病科、女性だと婦人科や産婦人科、性病科等で受ける事が可能です。
検査方法は、まず顕微鏡検査というものがあります。
これは最も一般的な検査で、顕微鏡を使いお医者さんが尿や膣の分泌液を調べるのですが、検査制度はそれ程高くなく、お医者さんの腕によって変わってくる事もあり、中には見落とされるケースもあります。

また培養検査というものもあり、これはトリコモナスの量が少ない時に培養して原虫を確認するというものです。
顕微鏡検査よりも精度は上がりますが、結果が判明するまで時間がある程度かかってしまうので、後日再び病院に行かなければなりません。
感染初期だとまだトリコモナスの量自体が少ない為、培養をしても医者が気づかないというケースもあります。

検査の中で最も精度が高く信頼できるのが遺伝子検査です。
これは粘膜から遺伝子を取り出して検査をするのですが、病院でこの検査を受けるのに抵抗がある人は自宅で出来る検査キットがありますのでそれを活用する方法もあります。
どう活用するかというと自宅で検査キットを使い遺伝子を採取してからそれを検査機関に送るという方法です。

治療法は基本的に投薬治療となります。
治療ではメトロニダゾールという成分が含まれるフラジールや、チニダゾールを含んだファシジンという抗トリコモナス剤を使います。
これらはアルコールと相性が悪いので服用中はお酒を控えなければなりません。

男性はこれらの薬を1~10日間ほど服用するだけで治りますが、女性の場合はこれらに加えて膣に入れる錠剤があり1日に1回自分で挿入する必要があり、他にもかゆみ止めに軟膏なども処方される場合があります。
こうした治療薬は薬局では売られていないので、お医者さんに診断を受けてから処方してもらいましょう。

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